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2026年3月21日

きょうの潮流

 世界に向けて恥をさらしに行ったのか。「私がルールだ」とのたまい、国際法は必要ないと言い切り、いまも無法のかぎりを尽くしている人物を、ここまで持ち上げるとは▼「世界中に平和と繁栄をもたらせるのは、ドナルドだけ」。そう親しみを込めたファーストネームでトランプ米大統領を呼び、まるで平和の使者のようにたたえた高市首相。言葉だけでなく、終始笑みを絶やさず、抱き合い、手を握って▼私はあなたを応援するという姿勢を、全身で伝える日米首脳会談でした。とりも直さず、それはイラン攻撃、米政権の力による支配への支持表明です。トランプ大統領も、日本は責任を果たそうとしている、NATOの加盟国とは違って、と応じました▼正気とは思えない振る舞いに、国内からも、欧州をはじめ世界からも、そっぽを向かれているトランプ政権。そこにこびへつらい、日米同盟絶対を満天下に示した高市首相の姿は、国民を危険にさらし、国際秩序の破壊に手をかすだけです▼訪米の夜、大勢の人びとが国会を取り囲みました。とりどりのペンライトをかざし、手づくりのプラカードを掲げ。隣り合わせの女性は推し活で使っているという色違いのライトを交互に振り声をあげて▼たくさんの命が奪われている現状に危機感をおぼえ、できることはないかと友人と誘い合って参加した若者も。イラン攻撃やめよ、戦争反対、憲法守れ!。暗夜の国会を照らした、一つ一つの光こそ、世界に向けた日本の意志と希望の灯です。