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2026年3月15日

きょうの潮流

 ひかえめで、素直な態度で人に接すること。自分の能力や地位をひけらかさず、他人の意見を受け入れる姿勢を指す。やっぱり、そういう意味でした▼野党とも力を合わせてとりくみ、謙虚に政権運営に当たっていく。今国会の高市首相の施政方針です。その演説とあまりにもかけ離れたやり方に、何か違う意味でもあるのかと改めて辞書を引いてみました。「謙虚」という言葉を▼「解散権を乱用し選挙を党首の人気投票へと変換した」。憲法学者の長谷部恭男さんがそう批判した総選挙。しかも自己中解散で予算案の審議を大幅に遅らせておきながら、「最短」の日程・時間で審議を打ち切る。数の力で押し通して▼「さまざまな声に耳を傾ける」とした首相の言葉も口ばかり。まともに答弁に立たず、かわりに出てきた閣僚も質問と関係のないことをまくしたてる。あげくは軍拡増税をただした共産党の辰巳議員に「スパイ」とのヤジが与党席から▼謙虚のかけらさえない首相と自維政権の態度。過去最大規模の予算案は、戦後初めての軍拡増税や9兆円をこえる軍事費の一方で、国民の多くが求める消費税の減税や賃上げには背を向けています。凍結したはずの高額療養費の患者負担増も復活させました▼自民党の鈴木幹事長は「限られた日程の中で熟議を尽くすため、最大限の配慮をしてきた」としらじらしく。たたかいは参院と、国会をとりまく市民との共同の場へ。強権をふりかざし、おごり高ぶる危険な権力者の暴走を止めるために。