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2026年3月11日

東京大空襲81年 追悼碑前で式典

黒こげの遺体またいだ…もう二度と

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(写真)犠牲者に黙とうする参加者。前列左から5人目は共産党の小池参院議員=10日、東京都内

 米軍による無差別爆撃によって一夜にして10万人以上が亡くなった東京大空襲から81年となる10日、東京都墨田区の隅田公園の追悼碑前で追悼式が開かれました。東京大空襲犠牲者追悼・記念資料展実行委員会の主催です。

 同公園は当時、犠牲者の遺体を仮埋葬した場所。たもとに追悼碑が建つ言問橋(ことといばし)は、浅草側と向島(むこうじま)側から逃げる人で身動きがとれなくなり、おびただしい人が命を落としました。

 証言した海野(うんの)敏夫さん(87)は6歳の時、空襲に遭いました。B29戦闘機が落とした焼夷(しょうい)弾が降り注ぎ、街は火の「オレンジ色で一色になった。逃げて、逃げて、逃げた」。夜が明けると「黒焦げになった人間が道をふさいでいた。遺体をまたいで通った。地獄です」と振り返り、「二度と戦争はしないで。平和を守ってください」と訴えました。

 主催者あいさつに立った高橋誠吾・実行委員長は、世界で戦争の惨禍が絶えないなか、若い世代の多くが空襲の現実を知らないとして、記憶を継承する大切さを語りました。「今こそ、世界に誇れる平和憲法を掲げ、二度と惨禍を繰り返さないことを決意しよう」と呼びかけました。

 日本共産党の小池晃参院議員が出席し、戦争を絶対に繰り返さず、空襲被害者救済法制定を実現する決意を述べました。