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2026年3月9日

長崎を最後の被爆地に

ノーベル賞受賞記念碑除幕式

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(写真)記念碑の横に立つ建立プロジェクト・リーダー長野靖男さんと城臺さん(右)=8日、長崎市

 長崎市の平和公園で8日、憲法9条の条文が刻まれた「日本被団協ノーベル平和賞受賞記念碑(9条の碑)」の完成除幕式が行われました。被爆者や高校生など約220人が参加。9条の碑建立は被爆者たちの悲願で「長崎を最後の被爆地に」との決意を固めあいました。

 長崎原爆被災者協議会の田中重光会長はあいさつで、米国とイスラエルのイラン攻撃にふれ、「戦争の犠牲者が増え続けている。こういう時代こそ、憲法の平和主義を高く掲げていかなければならない。皆さんに碑を大事にしてもらい、次世代に平和をつなぎ、核兵器をなくしていく道しるべになれば」と語りました。

 被爆者4団体を中心とした建立委員会が建てた記念碑は、九つの手のひらが地球を表した球を支え、その下の台座正面に被爆者の故山口仙二さんが国連で演説した「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ウォー、ノーモア・ヒバクシャ」の言葉がつづられています。左側面に憲法9条を日本語と英語で刻んだステンレス板がはめ込まれています。

 記念碑のデザインを考えた県立長崎工業高校2年の森本琉生さんと卒業生で専門学校生の河間龍斗さんの2人が感想を述べ、被爆4世の森本さんは「碑を通じて世界中の人が平和について考える機会を得ることを願っている」と語りました。

 被爆者の城臺(じょうだい)美彌子さん(86)による憲法9条の朗読と、山口仙二さんの国連演説の音声が流されました。

 鈴木史朗長崎市長と国際ジャーナリストの伊藤千尋さんが駆けつけ、式の後、伊藤さんが講演しました。

 日本共産党の堀江ひとみ県委員長・県議と中西敦信市議が参加しました。