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2026年3月9日

普天間オスプレイ離着陸増

前年比251回増の3156回
F35過去最多

写真

(写真)米海兵隊員を輸送するMV22オスプレイ=6日、沖縄・米軍中部訓練場

グラフ

 米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)で離着陸した回数が、2025年は3156回(24年比251回増)となり、鹿児島県屋久島沖で墜落事故を起こした23年以降、最多となりました。防衛省沖縄防衛局の目視調査で分かりました。事故を受けて米海兵隊はMV22について飛行範囲を制限して運用していますが、事故前の水準で住宅地を含め全国を飛び回っているのが実態です。

 米海兵隊は墜落・乗組員死亡など重大事故が相次いだのを受け、「近傍の飛行場から30分以内で着陸できる距離の飛行」などの制限を設定。24年9月末までには、普天間基地のMV22の配備数を24機から20機に減らしました。しかし、離着陸回数は増えており、「基地負担の軽減」どころか負担が増しています。27年12月までに無制限の運用を再開するとしており、飛行がさらに増える可能性があります。

 また、25年のF35ステルス戦闘機の離着陸回数は314回に上り、18年以降で過去最多となりました。これまで最も多かった21年の約3倍に上ります。

 F35の訓練激化に伴って騒音被害が深刻になっています。25年では5月と11月でそれぞれ100回超と訓練が集中。聴覚機能に支障をきたす100デシベル超えの騒音も多発しています。宜野湾市の基地被害110番に寄せられた苦情は5月に209件、11月に391件と殺到。「うるさくて心臓がバクバクする。戦争が始まったのかと心配になる」「午後11時までうるさい。赤ちゃんが起きてしまい非常に迷惑」「防衛省に抗議して」などの声が寄せられています。

 沖縄防衛局の調査は17年4月に開始。離着陸回数にはタッチ・アンド・ゴー、通過、旋回を含みます。