(写真)たかまつななさん(左)の質問に答える田村智子委員長(YouTubeから)
日本共産党の田村智子委員長は2日に公開された、時事ユーチューバー・たかまつななさんのユーチューブチャンネルの動画に出演し、日本共産党の理念や共産主義についてさまざまな角度から対談しました。
たかまつさんは、若い世代が政治を考えるきっかけとなるような教材動画を制作。今回の企画は、若者が各政党の政策を比較し、学校の先生も安心して生徒に見せられる教材として活用できる動画の制作を目的としたものです。
一番大事な理念は自由
動画で田村氏は、「日本共産党が一番大事にしている理念は」との問いに「一言で言うと自由ですね」と強調。資本主義社会のもとでの抑圧を取り除いた先の、「『私はこうしたい』という内面から来る自由で人間が成長、発達していく、その自由が私たちの理念に生きている」と語りました。
「共産主義とは何か」との問いには、「資本主義の経済や社会の仕組みのどこに問題があるか、人間を抑圧する仕組みがどこにあるかを徹底的に追究し、それを取り除いたのが共産主義・社会主義の社会だ」と強調しました。
田村氏は、マルクスの『資本論』は資本主義の社会を徹底的に分析し、富を生み出す生産手段を持つ資本家が労働者を搾取し、貪欲に際限なく富を増やす仕組みを暴いたと指摘。「搾取をなくすことで人間の自由な時間、自分のための時間を増やせる。ここが社会主義・共産主義の魅力だ」と述べ、生産手段を労働者の手に取り戻す重要性を語りました。
共産党の政策も話題に。田村氏は、学費の値下げや無償化、給付型奨学金拡充、賃上げと一体の労働時間短縮などで自由な時間を増やし、自分を大切にして働ける社会を実現する政策を紹介。たかまつさんは「そういうところ、ぜひ期待しています」と激励しました。
精神の自由あったから
「日本共産党は戦争中になぜ戦争反対を言えたのか」との問いに田村氏は、利権を奪おうと朝鮮半島や中国を侵略し、貧しい農民や労働者は戦争に駆り出される「資本主義の矛盾」を見抜いたからだと指摘。すさまじい拷問などの弾圧に遭っても戦争反対を貫けた背景には「人類の歴史の進む方向がどこにあるかという確信の強さ、精神の自由があった」と強調しました。
恐れず対話を楽しもう
田村氏は「暮らしのなかで何かおかしいと思ったこと、不安に思うこと、嫌だなと思ったことの根っこには政治の問題が必ずある」と指摘。自身を含む党全体で取り組む「ストリート対話」では、意見の違う人とこそ対話したいと意気込み、「対話があるから民主主義が成熟する。違いを恐れず楽しもう」と訴えました。
動画は、たかまつさんのユーチューブチャンネル(QRコード)で見ることができます。

