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2026年3月6日

横須賀米艦 イランにミサイル発射

先制攻撃に参戦

 米・イスラエルによる国連憲章違反のイラン先制攻撃をめぐり、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を母港とするイージス艦2隻がアラビア海に展開し、長距離巡航ミサイル・トマホークを発射してイラン攻撃を行っていることが分かりました。


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 横須賀所属のイージス艦は2003年のイラク戦争にも参加してトマホークで攻撃。在日米軍基地が「日本防衛」とは無縁の、地球規模での先制攻撃・侵略戦争の拠点になっていることが明確に示されました。

 米海軍協会(USNI)ニュースが公開している米艦船の位置情報によると、2日現在、米海軍はペルシャ湾付近に原子力空母エーブラハム・リンカーンを配備し、2隻のイージス艦を同空母打撃群として構成。これとは別に、「防空司令部」を担う1隻と、独立して活動する6隻のイージス艦がアラビア海に配備されており、横須賀を母港とするミリアス、ジョン・フィンが含まれています。

 米国防総省は、これらイージス艦がトマホークを発射する動画や画像を随時、公開。3日には、対イラン攻撃の「壮絶な怒り」作戦の一環として、ミリアスがトマホークを発射する画像(2日付)が公開されました。ミリアスやジョン・フィンを含むイージス駆逐艦は、96発分のミサイル発射装置(VLS)を有しており、一度の攻撃で10発以上のトマホークを連続発射しています。

 トマホークの射程が約1600キロであることから、横須賀所属艦はイラン南部を攻撃しているとみられます。一方、米海軍は地中海側にも空母とイージス艦を配備しており、これらが首都テヘランなど北部を攻撃しているとみられます。

 本紙は5日、在日米海軍司令部にミリアスなどの動向を照会しましたが、「運用保安上の理由により、艦船・航空機に関する動向は言及しない」として回答を拒みました。

 日米安保条約第6条は、「日本の安全と極東の平和と安全」に寄与する米軍に施設・区域を提供するとしており、イラン攻撃への参加は条約違反です。一方、在日米軍が海外で戦闘作戦行動を行う際は、日米間で「事前協議」を行うことになっていますが、在日米軍の海外派兵に関連した「事前協議」は、これまで一度も開催されていません。