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2026年3月4日

維新 比例のみ削減検討

民意切り捨て 独裁の危険

 日本維新の会は衆院議員定数を巡り、比例代表のみ45議席を削減する法案の検討に入りました。中司宏幹事長が2日、記者団に明らかにしました。自民党と協議し、早ければ今月前半の国会提出を目指します。

 得票率に応じて政党に議席を配分する比例代表制は、最も正確に民意を反映する選挙制度。一方、1選挙区で1人しか当選しない小選挙区制は、議席に結びつかない多数の死票を生み出します。比例の45削減は多様な民意を切り捨て、一部の大政党が議席を占有し、独裁的な体制が固定されます。

 維新が検討中の法案は、1年以内に与野党協議がまとまらなければ、比例代表のみを自動的に削減する内容。これに関し、吉村洋文代表は「もともと、比例定数を削減すべきだというのがわれわれの考え方だ。自民とも協議した上で、話がまとまれば提案したい」と述べています。

 自維両党の幹事長らは同日、東京都内で会談し、定数削減の実現を急ぐ方針を確認。野党側の反発は必至で、自民内にも比例のみの削減に慎重意見も根強く、協議は難航する可能性があります。

 そもそも現行の定数465でさえ国際的に見ても少なく、普通選挙100年の歴史でも最少。これ以上の定数削減は立法府の自殺行為です。