(写真)白川、仁比両参院議員に要請書を手渡す要請団=2日、国会内
沖縄県議会の超党派の議員や学者らが2日、国会内で、同県への国立自然史博物館誘致を求めて各党に要請を行いました。日本共産党は白川容子、仁比聡平両参院議員が応対しました。
要請団は、80超の団体、企業、個人でつくる「国立沖縄自然史博物館誘致県民会議」(昨年12月設立)の要請書を各党に手渡しました。白川、仁比両氏との懇談の席上、同会議の西田睦共同代表(前琉球大学学長)は、1958年以降、日本学術会議が提言を行ってきたが、欧米の総合的な国立自然史博物館に相当する機関は日本には存在しないと指摘。設立に向けた国会議員連盟の設立や、2026年の「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)への「設立」方針の明記など「国の施策になるような歩みをお願いしたい」と訴えました。
山内末子県議(てぃーだ平和ネット)は沖縄をはじめ世界中の自然が壊されつつあるいま、同博物館は自然を守り「生物多様性の沖縄を残すためのツール(手段)だ」と訴えました。日本共産党の比嘉瑞己沖縄県議が要請に参加しました。
要請書は、同博物館設立で▽「人類の持続可能性の危機」等の課題に対応する自然史科学の統合的推進▽研究成果を活用した新技術開発▽教育、国際貢献、観光振興、地域経済活性化―などの多面的効果が期待されるとしています。
白川氏は、いま目の前にある自然を大事にする同博物館は重要で、「大賛成だ。一緒に力を合わせていきたい」と強調。仁比氏は「党派を超えて要望の魂をしっかり受け止められる国会にしていくよう、できる限り頑張る」と応じました。

