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2026年2月26日

自民315議員にカタログギフト

1人約3万円 高市首相認める
参院本会議
計1千万円 金権体質根深く

 高市早苗首相が先の衆院選で当選した自民党全議員315人に、約3万円分のカタログギフトを配布していたことが25日、分かりました。同日の参院本会議で首相が明らかにしました。総額は約1千万円に上ります。昨年3月、石破茂首相(当時)の商品券配布問題が発覚。批判を受け、石破氏が国会で陳謝し、全員が商品券を返却した経緯があります。厳しい批判を浴びてなお変わらない自民党の根深い金権体質が改めて示されたと同時に、「数のおごり」が早くもあらわになりました。


写真

(写真)代表質問に答弁する高市早苗首相=25日、参院本会議

 文春オンラインが24日、この問題を報じたことを受け、高市首相は同日夜、自身のX(旧ツイッター)で経緯を説明。「自民党衆議院議員の全員宛に、今回の大変厳しい選挙を経て当選したことへの労(ねぎら)いの気持ちも込め、今後の議員としての活動に役立てていただきたいと考え、奈良県第二選挙区支部(高市早苗支部長)として、品物を寄付」したと投稿しました。

 加えて「今回の支出には、政党交付金は一切使用することはありません」と説明。25日の参院本会議の代表質問では、立憲民主党の田名部匡代(たなぶ・まさよ)議員の質問に対し「政党支部から議員個人への寄付として、法令上も問題はない」と主張し、「政治とカネ」への無反省な姿勢を示しました。

 尾崎正直官房副長官は25日の記者会見で、1千万円規模の支出に国民の理解が得られるかと問われ「しっかり得られるものと考える」と強調。「説明を重ねていかなければならない」とも述べました。

 石破政権下で自民党新人議員15人への10万円分の商品券配布が発覚した際には、同党の小林鷹之経済安全保障担当相(当時)が「国民にはなかなか理解されない」と苦言を呈していました。