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2026年2月23日

高市首相、不都合な主張次々

侵略戦争への反省を否定 外国人攻撃 靖国参拝肯定
コラム全削除もネット上に記録

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(写真)コラム削除前の高市氏のホームページ(一部加工)

 高市早苗首相が衆院議員就任以来、自身の公式インターネットサイトで政策や政治信条などを発信していた「コラム」をすべて削除していたことが判明し、波紋を呼んでいます。ネットメディアが17日に公開した検証記事がきっかけだとみられます。衆院選中の党首討論を欠席し、討論会の再設定に応じなかったのと同様、自分に不都合な批判から逃げようとする高市氏の本性がうかがえます。

 これらのコラムは現在、すべて閲覧できなくなっています。削除した日時は不明ですが、インターネット上のアーカイブ(過去の記録)をたどると、サイトのトップページにあった「コラム」につながるリンクボタンが少なくとも衆院選公示後には消えていました。その後、検証記事が公開された翌日には、コラムの投稿自体もすべて削除されていましたが、本紙はアーカイブからコラムの一部を発見しました。

 同コラムは、高市氏が2000年7月に衆院選で3選し、森喜朗首相(当時)の「勝手補佐官」を自称した時から更新を始めていました。

 04年8月20日のコラムでは、戦後50周年の「村山談話」(1995年)を批判。「資源封鎖により国家存亡の危機に追い込まれた当時の日本が採り得た『他の正しい選択肢』を自信を持って示せる政治家など居ない」として、日本の過去の国家の行為について現在の政府が反省・謝罪する資格があるのかは疑問だとする主張を展開しています。

 同年10月29日のコラムでは、現実には数%しかいない在日外国人の生活保護受給者数を「約46万人」とするデマをばらまき、「将来は、多くの外国人労働者が日本に定住して日本で高齢期を迎える可能性も否めませんから、外国人にかかる福祉コストをいかに賄うかという議論が必要になります」などと露骨な排外主義的主張を展開しました。

 13年8月16日には、過去の日本の侵略戦争を“正義の戦争”と美化している靖国神社への自身を含む国会議員の集団参拝について、「『外交問題』として取り沙汰されていること自体が残念でなりません」「責め立てられるべき行為だとは思っておりません」などと開き直っています。