(写真)スクープを報じた「赤旗」紙面
総選挙を受けて、「戦争国家づくり」に向けた高市内閣の危険な暴走が始まろうとしています。日本共産党の議席が後退したなか、この暴走と正面から対決し、国民のくらしと平和を守るたたかいを励ます「しんぶん赤旗」の役割がますます重要になっています。
相次ぐスクープ
総選挙後、軍事や社会保障をめぐってスクープが相次いでいます。
「驚愕(きょうがく)のスクープだ」とネットでも注目されたのが、16日付で報じた「『辺野古だけでは普天間返さず』 米国防総省が公式見解」という1面記事です。普天間基地返還のためと説明されていた辺野古新基地ができても、別の長い滑走路を用意しなければ普天間を返さないという米国防総省の公式見解を全国紙では初めて報じたもの。共同通信(18日配信)、「朝日」19日付が後に続きました。
イスラエル政府が自国製兵器を売り込むために、通訳付きで交通費、食費、ホテル代まで負担するなど丸抱えで超党派訪問団を組織していた事実をスクープした「イスラエル製武器購入 裏に周到な政界工作」(15日付)、中国本土まで届く長射程ミサイルを4年間で7・3兆円(契約ベース)もつぎ込む計画を暴露した「『敵基地攻撃』に7・3兆円 違憲の長射程ミサイル乱立」(20日付)など、連日のようにスクープしています。
社会保障でも、昨年大きな反響を呼んだ介護訪問事業所ゼロの自治体数。「介護空白」ともいえる事態を継続して告発したのが、「訪問介護116町村ゼロ 事業所空白止まらず」(12日付)。また、「トラック運転手 乗務中死亡45件 『働き方改革元年』効果見えず」(19日付)も注目を集めています。
たたかいに連帯
「自民党圧勝」の“虚構の多数”はどうやってつくられたのか。「赤旗」は選挙直後の10日付で「検証 自民圧勝『3分の2』の正体」として、さまざまな角度から、その真相に迫りました。11日付では、佐々木寛さん(新潟国際情報大教授、市民連合共同代表)、中野晃一さん(上智大教授、政治学)が登場。主権者・国民に対する「だまし討ち的な解散」や、26年にわたる自公政治を支えてきた公明党との「中道改革連合」という立憲民主党の重大な裏切りなどを指摘するとともに、高市政権への対抗軸を示して「新しい共同」を広げる展望を語っています。川原茂雄さん(札幌「市民の風」元共同代表、12日付)は、共産党が左派結集の“核”にと語ってくれました。
また、「政治考」(16日付)では、「高市旋風の中身は、新自由主義への不満のマグマ」であり、高市政権が大企業支援、社会保障抑制など新自由主義路線を継続した途端に「期待」は雲散霧消することを指摘。小選挙区候補として総選挙をたたかった作家の浅尾大輔さんの手記「一つの確信 一つの希望 普段着で街頭へ出よう」(18日付)は「すがすがしい」「表現に温かみがある」と感動を広げました。
国民とともにたたかう「赤旗」の役割は、国会の“翼賛化”のなかでいっそうきわだっています。「シリーズ大軍拡反対 党派を超えて」では、「大分 街に大型弾薬庫いらん」(14日付)「京都・舞鶴 市役所から200メートルにトマホーク」(17日付)と連続して、「安保3文書」にもとづく大軍拡の動きに抗する市民のたたかいを特集しています。
寒風吹きすさぶなか、国会前に1000人が集まった総がかり実行委の「19日行動」。報じたのは「赤旗」だけでした。
時代リードする
「赤旗」への期待は、日本共産党本部への申し込みが総選挙後2131人(21日午後5時現在)となったことでも浮き彫りになりました。この申し込みには、共産党への応援とともに、「いまや日本のジャーナリズムといえば赤旗しかなくなってしまった」(埼玉県、50代)「今こそ赤旗を読まなければならないと思った」(愛知県、30代)など、「赤旗」への注目も書かれています。
宮城県の読者からは、総選挙で議席が減ったことも踏まえ、「国会内でできることには、限りがあります。けれど私たちには、赤旗があります。これからも、時代をリードする新聞として紙面を充実させて下さい」との手紙が編集局に届きました。

