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2026年2月19日

きょうの潮流

 日本の生活様式を変えたといわれるコンビニができてから、半世紀余。当初から主力食品となってきたのが、おにぎりでした▼ほとんどが100円前後で買え、種類も豊富で重宝されてきました。近年はコンビニ全体で年間30億個超の販売規模に。ところがです。原材料の高騰や物流コストの上昇で、いまやおにぎり1個が200円をこえる時代へ▼大手のセブンイレブンは弁当や寿司(すし)などの価格も見直すとしています。主食であるコメ価格の高止まりはあらゆる場所で影響を及ぼし、麺類をはじめ他に代替を求める消費者動向も。そういえば今年のバレンタインデーもカカオ豆の高騰や円安で脱チョコレートがトレンドになったとか▼来月にはJR東日本の運賃も上がります。歯止めなき物価高。16日発表の昨年10~12月期の実質GDP(国内総生産)をみても個人消費は依然として弱く、値上げに賃金が追いつかず消費者心理は冷え込んだままです▼国会が召集されました。逃げまくり選挙で得た多数の議席を背景に高市政権はさっそく改憲の準備に動いています。「責任ある積極財政」という大企業へのばらまきも。しかし国民の多くが望んでいるのは物価高対策であり、消費税の減税です▼ほとんどの党がそれを掲げるいま、「国民会議」の設置などしなくともすぐにでもできるはずです。巨額の対米投資もそうですが、高市首相の視線は国民生活とは違うところに向いています。期待が寄せられるほど、裏切られたときの失望もまた大きい。