(写真)握手するヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使(右)と志位和夫議長=16日、党本部
日本共産党の志位和夫議長は16日、党本部でヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使の訪問を受け会談しました。
志位氏は冒頭、総選挙結果に触れ、新自由主義政策の破綻がもたらした不満や怒りの出口を一時的に右翼的な方向に向けても問題は解決せず、左派がしっかりした旗を掲げて巻き返す動きをつくりたいと表明しました。
大使は、キューバが現在、同国に原油を供給する国に米国が追加関税を課す1月29日の米大統領令により、原油供給が遮断され、極度の燃料不足に直面し、大規模な停電で生活と生産活動、医療や教育など社会全般に深刻な影響が出ていると説明しました。
大使は、キューバが米政府に対し大統領令とこれまでの封鎖の撤回、対等な立場での対話を求めており、それへの支持を日本共産党に要請しました。
志位氏は、「米政権の大統領令を強く非難し、撤回を求めます」と強調。長年の対キューバ経済封鎖に加えての今回の措置は、国連憲章がうたう主権平等、不干渉、自決の原則に違反する暴挙で、極めて非人道的だと指摘しました。また、トランプ政権がキューバを米国の安全保障に対する「脅威」としたことを、根拠がないと批判しました。
志位氏は、今回の無法を含め、世界を「法の支配」から「力による支配」に変えようとするトランプ政権のたくらみには、内外の批判が広がっており、未来はないと強調。国連人権専門官が米大統領令に対して国連憲章違反として非難・撤回を求めていることにも触れ、この暴挙を止めさせるための国際社会の協力の重要性を語りました。
会談には日本共産党から緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者、田川実同事務局長、キューバ側からアレクサ・モラレス1等書記官が出席しました。

