米航空宇宙専門誌『アビエーション・ウィーク』電子版によれば、米海兵隊のMV22オスプレイが3日、ギアボックスの破断で緊急着陸を余儀なくされました。オスプレイの開発を担当する米海軍航空システム司令部(NAVAIR)が、米上院議員の聴取に対して10日、明らかにしました。所属部隊など詳細は明らかにされていません。
2023年11月に鹿児島県屋久島沖での米空軍CV22オスプレイの墜落は、エンジンの動力を伝えるプロップローター・ギアボックス(PRGB)内の歯車が何らかの要因で破断し、その破片が他の歯車に挟まり、歯車が摩耗して動力が伝わらなくなったことで発生しました。米軍はギアボックスに欠陥があることを認めており、改修を進める方針ですが、完了は30年代以降となる見通しです。
米軍は同事故を受け、全世界でオスプレイの運用を一時停止。安全措置がとられたとして、24年3月以降、運用再開を強行しましたが、依然として重大事故のリスクが消えていないことが明らかになりました。

