(写真)質問する田村貴昭議員=2023年5月11日、衆院農水委
毎年、複数の養鶏場で発生する「鳥インフルエンザ」。1羽でも感染すれば全羽殺処分となり、卵の価格高騰の一因にもなっています。感染の原因に、ウイルスを持った「ハエ」が養鶏場に侵入し、鶏がそれを捕食し、感染しているとの研究結果が示されています。日本共産党の田村貴昭前衆院議員は、この問題を国会で取り上げ、農林水産省を動かしています。
田村氏は、2023年5月11日の農林水産委員会で、九州大学や国立感染症研究所の研究者らが、鳥インフルエンザの感染は「オオクロバエ」が原因である証明を発表したことを指摘。農水省に「日本の専門家が一堂に集まって、これだけの知見が出された。直ちにこの知見を取り入れて、対策を打っていくべきだ」と迫りました。
(写真)オオクロバエの研究について話す藤田龍介准教授=1月16日、福岡市
九州大学の藤田龍介准教授は「田村議員(当時)が、国会で取り上げたことで農水省の風向きが変わってきた」といいます。「ハエを調査するための予算が付き、私たち疫学調査チームと農水省の中で状況の共有をするようになりました」
日本では、農場の周りでウイルスに感染した動物は見つかっていない一方で、「ハエに関してはエビデンス(裏付け証拠)が積み上がっている」と強調します。「ハエは季節ごとで種類が変わり、主に冬に活動するオオクロバエがウイルスを運んでいることも証明されています」と話します。
「ハエによる、鳥インフルエンザ感染対策を前に進めるために、研究者の科学的知見を国会に届け、動かす日本共産党の田村貴昭前議員の活動はこれからも重要です」と藤田准教授は話します。

