高市早苗首相が、総選挙で多数を得たら国論を二分する問題を強権的に推し進めようという姿勢を強めるなか、市民と野党の共闘を進めた人々や他党支持者の間で「比例は共産党」の声が広がっています。
4日、仙台市で日本共産党街頭演説の応援弁士に立った市民連合みやぎの多々良哲さんは開口一番「私はかつてない熱量で比例は共産党と訴えている。今度ばかりは共産党一択だ」と強調しました。「戦争準備」に突き進む高市政権の暴走を止めるかどうかが選挙の一大争点とし、「ぶれずに反戦平和を貫く政党、国民の暮らしと平和を守り抜く共産党の議席が決定的に必要だ」と主張。高橋ちづ子党衆院東北ブロック比例候補の議席を「何としても奪還しよう」と訴えました。
「市民連合@新潟」の佐々木寛共同代表も3日、新潟市の共産党演説会に来援。「このまま行くと日本がある種の全体主義国家になってしまう。楔(くさび)を打つためにどうしたらいいか」と呼び掛け、「北陸信越ブロックで原発に明確に反対しているのは藤野(やすふみ比例候補)さんだけだ」「『比例は共産党』が今回、明確に合理的だ」と力説しました。
滋賀県の「3区市民の会」の檜山まこと事務局長は1月29日、党小選挙区候補の個人演説会に登壇しました。「滋賀の立民をつくったメンバーの一人で、立民を応援しなければならない立場だが今回はそうはいかない」として、「戦争の前には共産党排除の流れが出てくるのは歴史の必然。だから今回、私は共産党がんばれといっている」とのべ、「比例は共産党」と訴えました。
地域でも変化が起きています。3日、東京都北区の王子駅前で党支部が宣伝していると「立民党員」と名乗る男性が通りかかり、知人に携帯電話をかけはじめました。「私は共産党に入れる。あなたも共産党に投票した方がいい。『しんぶん赤旗』日曜版を購読したがおもしろい。読んでみたら」と区内の男性に日曜版を勧め、同男性が購読してくれることになりました。
神奈川県川崎市内の早朝宣伝では、通行人の男性が党小選挙区候補を「高市首相が新潟で憲法改正をしゃべったらしい。高市はやばい。共産党がんばれ」と激励。埼玉県でも自転車に乗った男性が小選挙区候補に、「高市は危ない。自民党を変えないとダメ。友人にも共産党入れてと声をかけていくよ」と熱く話しかけてきました。
ネットでも、内田樹(神戸女学院大学名誉教授)、星田英利(俳優)、松尾潔(音楽プロデューサー)各氏が「比例は共産党」に期日前投票したと表明しています。

