日本共産党の志位和夫議長が、衆院が解散された23日にTBSの単独インタビューに答えた動画が、同局のユーチューブチャンネルで公開されています。志位氏が約50分にわたり総選挙の争点などについて大いに語った内容を紹介します。
「右へ右へ」に真っ向対決
志位氏は、高市早苗首相の大義なき解散を厳しく批判した上で、総選挙では「右へ右への流れが強まり、政界が自民党色に染め上げられつつあるなか、それに真っ向から対決し、自民党政治を大本から切り替えて国民が安心して希望を持って暮らせる日本をつくるという攻めの姿勢で勝利をつかみたい」と表明。「国民の願いに立ち、暮らし、平和、人権でブレずに頑張る日本共産党が大きくなることが今の情勢を打開する力になります」と力説しました。
「中道改革連合」結成の動きの本質は、安保法制を合憲とし、原発再稼働を容認するなど「公明党に引きずられて立憲民主党が自民党政治の軍門に下ったということです」と断じ、市民と野党の共闘の力で政治を変えたいという願いに対する背信だと指摘。政治を変えたいとの願いを受け止められるのは日本共産党だという流れを起こしたいと述べました。
大株主・大企業応援から、国民の暮らし第一の政治へ切り替えることや、外交の力で平和をつくる自主自立の日本など日本共産党の提案を縦横に語りました。
大義の旗を勇気をもって
「国会内を含めどう政策を実現しますか」との問いに志位氏は、「憲法を真ん中にした確かな共同をつくろうと努力しています」とし、「いまこの大義ある旗を勇気を持って立てれば必ず多数になっていくと確信します」と述べました。米ニューヨーク市長となったマムダニ氏が、トランプ大統領に対抗する旗を掲げ、1年間で大きな変化を起こしたことに言及し、「日本でも左派進歩連合をつくる必要があります」と強調。多くの人々と力をあわせ、大きなうねりをつくりたいと述べました。
未来に引き継ぐべき日本
「日本に豊かさがあるとしたらどんな豊かさか」との質問には、自民党政治で犠牲にされている、物質的な富、「自由な時間」、自然の富、人間の自由で全面的な発展―という四つの豊かさを獲得していくたたかいが大切になっていると答えました。
「志位さんが考える未来に引き継ぐべき日本の形」とのテーマでは、「もう終わりにしなければならないことが二つあります」とし、一つはアメリカ言いなりをやめ、「日本の進路を日本の手で決めていくという自主自立の日本にする」ことだと強調。もう一つは、財界・大企業の横暴勝手だと述べ、「アメリカ言いなり」「大企業中心」の二つの問題を解決し、国民が主人公とする憲法どおりの国をつくる改革をしたいと表明し、「それをやり遂げた先に社会主義、共産主義、未来社会への展望があります」と語りました。
「富の一極集中」に切り込む
高市首相は総選挙公示日の第一声で、「責任ある積極財政」を押し出しました。これについて志位氏は、「これはたいへんなくせ者です」と述べ、赤字国債を大量に発行して、大企業と大軍拡にばらまくというのがその中身で、円への信頼を低下させ、異常円安と物価高騰をひどくするとともに、国債の長期金利上昇をもたらし、家賃や住宅ローンの高騰をまねいており、「国民の暮らしに百害あって一利なしの危険な経済政策だ」と述べました。
志位氏は、「大企業が利益をあげても、大株主の富を増やすことと、大企業の内部留保を積み増すことに使われてしまい、労働者に回ってこない。実質賃金は減り、経済成長ができない国にしてしまった」と自民党の経済政策を批判。「こうした『富の一極集中』に切り込み、国民の暮らし第一にチェンジすることが日本経済を良くするカギです」と語りました。
■動画は、以下のURLか画像のQRコードから視聴できます。https://www.youtube.com/watch?v=-4Eikv00RyQ

