(写真)泡が噴き出したマンホールの確認をする(右から)あかみね氏、伊波洋一参院議員(沖縄の風)、新垣氏=29日、沖縄県宜野湾市伊佐
29日、沖縄県宜野湾市伊佐の米軍普天間基地につながる下水道のマンホールから泡が噴出し、前衆院議員の、あかみね政賢(日本共産党)、新垣クニオ(中道)両氏らが緊急調査をしました。現場では4年前の2022年、発がん性が指摘されているPFASを含む泡が流出していました。
PFASを含む泡消火剤が使われてきた同基地では、泡消火剤が基地の外へ流出する事故が相次いで発生。20年4月の事故直後には、基地内の排水路とつながる河川で高濃度のPFASが検出されています。米軍は21年に従来の泡消火剤を撤去したと発表していますが、今回の泡もPFASを含む可能性があります。
市上下水道局によると、午前11時50分頃、泡が出ていることが確認され、マンホールのフタを開けたところ、一時20センチほどの高さまで泡が噴き出しました。市は民間の専門機関でPFASの有無を含め分析するほか、市民団体も大学と連携し調査する予定です。
近隣に住む男性(84)は「風があったら飛び散っていたはず。地域ではみんな不安を感じている」と怒りをにじませました。
あかみね氏は調査後、「世界中で健康への悪影響が問題となっているPFASの沖縄での流出事故は日本政府も対応せず、米軍も責任を感じていない。市民の不安は計り知れず、玉城デニー県知事が求める基地立ち入り調査を早急に実現しなければならない。米国いいなりで米軍をかばい立てする日本政府の姿勢が大問題だ」と語りました。
同基地内では、施設訓練演習「レゾリュート・レスポンス」が実施中。沖縄防衛局は泡がでる活動は確認されていないとしています。

