(写真)29日、盛岡市の演説会で声援にこたえる田村智子委員長(中央)と高橋ちづ子比例候補(左)、吉田恭子比例・岩手1区候補
衆院選挙での勝利をめざし、日本共産党の田村智子委員長を迎えた演説会が29日、盛岡市内で開かれました。田村氏は、高橋ちづ子(元衆院議員)、吉田恭子(岩手1区重複)両比例候補とともに、東北での共産党議席奪還を多くの参加者に訴えました。
「高橋ちづ子さんの議席を取り返していく選挙にしよう」―こう切り出した田村氏は、2011年3月11日、東日本大震災が起きた直後に、高橋氏が「何があっても被災地にたどり着く」と岩手に飛び出していったことを紹介。「新人議員の私は、党国会議員団の覚悟をみた思いだった」と話しました。
直後の対策、復旧で、被災地と政府を直接つなぎ、その後も、「被災した方を置き去りにしてはだめだ」と、生業(なりわい)の再建やコミュニティーの再建、心のケアなど、今も被災地対策を取り組み続けている高橋氏の活動を語り、「まさに東北の命綱そのものだ」と強調しました。
田村氏はまた、過労死対策基本法などいくつもの議員立法を実現させた高橋氏の実績を紹介。「国の責任で過労死をなくしてほしい」と訴える過労死遺族と一緒に、他党議員に働きかけ国会質問を繰り返し、その道を開いたと話しました。
田村氏は、高市早苗首相が今、「収入が少ないならもっと働け」と労働時間規制緩和の旗を振っていることに言及し、「過労死遺族の皆さんは激怒している」と指摘。「高橋さんの議席を取り戻し、命はもちろん、人生を大切にできる働き方へと変えていこう」と訴えました。
高橋候補は、災害が起きるたびに現地に行き、被災者とともに声をあげてきたと述べ、「(被災者の声を)国会で訴えたい。この活動をやらせてほしい」と力を込めました。

