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2026年1月26日

きょうの潮流

 朝ドラ「ばけばけ」の主題歌がおもしろい。「日に日に世界が悪くなる」と歌いつつ、「今夜も散歩しましょうか」としめくくる。このほど大岡信賞を受賞した究極Q太郎さん(58)の詩集『散歩依存症』は、この歌とぴったり重なります▼障害者介護で働く究極さん。疲れと不眠からうつになり、酒浸りになっていました。8年前のある日ふと散歩したのを機に「飲酒依存」から「散歩依存」に。仕事のあと4時間、休日は10時間、知らない道を選んでは毎日歩きつづけました▼究極さんは言います。「散歩でうつが治り体重がどんどん落ちて食事もおいしくなった。体が変わっていくのがわかるから楽しいんです。歩きながら歌って歌がうまくなり、カラオケの採点は96点や98点が出ました。周りからは『散歩万能論』と言われました」▼究極さんは「いま人類が存亡の危機にある」と認識しています。最大の理由は気候危機です。その打開のヒントも散歩のなかで見つけました。「袋小路と見える道を入って行って、抜け道を発見できたときはすごいカイカンです。いまの人類の危機も抜け道があるかもしれない。それは神頼みでなく、人間がつくるしかありません」▼「ふとした何かにかこつけて目をそらせ。/かなたへ向かえ。/現実から逃避するためではなく/現実を変える、ため。」という詩句にはそんな思いを込めました▼「総選挙では気候危機対策をすすめる党に伸びてほしい。共産党のとりくみはいいと思うので期待しています」