東京電力は23日、柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で制御棒の制御盤でトラブルが発生した問題で、原子炉を停止させたと発表しました。6号機は21日に再稼働したばかり。原因調査には当分かかるとされ、今後の予定は未定です。
同原発の稲垣武之所長は22日夜の会見で「2、3日で片がつくとは想定していない。今、何日かかるかは言えない」と述べました。
東電によると、トラブルは同日未明、制御棒を引き抜く起動操作中に起きました。制御棒205本のうち52本を引き抜き、さらにまとめて26本を引き抜いていたところ、1本の制御棒にかかわる制御盤の異常を示す警報が発生。制御盤の部品を交換しましたが、警報は停止せず、原子炉停止を決定しました。
停止にむけて、同日午後11時56分、制御棒の挿入を開始。23日午前0時3分に全制御棒の挿入を完了し、同13分に核分裂が連鎖しない未臨界を確認。1時37分には原子炉内の水温が100度以下となる冷温停止になりました。
6号機の制御棒トラブルをめぐっては、同様の警報が14日の動作試験でも別の制御棒で発生しました。その際は、部品を予備品と交換したことで警報はやみました。6号機の制御棒は、通常時は電動モーターで駆動し、緊急時には水圧で押し上げます。今回警報が鳴ったのは、電動にかかわる制御盤。東電は、制御盤を製造した東芝に部品を送るなどして調査を続けます。

