自公政権が2024年度に介護報酬を引き下げた訪問介護事業者の倒産や休廃業・解散が25年、556社と過去最多を記録したことが23日、東京商工リサーチの調査で分かりました。
介護事業者全体の倒産や休廃業・解散は昨年829社で、2年連続、過去最多を更新しました。内訳は訪問介護556社▽通所・短期入所140社、有料老人ホーム39社など。訪問介護が67%を占めています。百件以上急増した24年(529社)をさらに27件上回っており、歯止めがかかりません。
訪問介護は国の調査でも22年度決算で、すでに4割近くの事業所が赤字でした。しかし自公政権はこの事実を公表しないまま基本報酬の2~3%削減を強行し、“消えた事業者”の急増を招きました。高市政権は世論と運動に押され、来年度、職員の処遇改善のために臨時の介護報酬改定を行いますが、訪問介護の基本報酬引き下げの見直しには手を付けず、崩壊危機の前に無策をさらしています。

