(写真)最後までの支援を呼びかけるクミコ候補=23日夕、沖縄県名護市
衆院解散で総選挙が目前に迫る中、大激戦となっている沖縄県名護市長選は25日に投開票されます。同市辺野古の米軍新基地建設中止を掲げ、基地交付金に頼らない市政をめざす、おながクミコ候補(69)=新=と、基地依存で高市政権の支援を受ける現職の渡具知武豊氏(64)との事実上の一騎打ちです。
街頭から連日訴えを続けるクミコ候補は23日も終日、市内各地を駆け巡り、声をからして市政刷新への決意を述べました。
古い商店街が残る名護十字路では、現市政が国とのパイプで進める再開発計画にふれ、「私はこの町並みを残すために(再開発の)構想を見直し、耐震化のリフォーム事業を実施する」と力説。中小企業や一人親方の仕事を増やし、「十字路を活性化したい」と展望を語りました。
渡具知氏の陣営は前回、前々回と同様に建設業者を締め上げ、選挙運動に大量動員して組織戦を展開。公明党、創価学会の支援も受けますが、陣営が注力する期日前投票は22日時点で前回に比べ約3千人少ない水準にとどまっています。
タクシー運転手のAさん(68)は、かつて名護の創価学会で婦人部長を務めていた人も「渡具知市政はダメだ」と言っていたとして、これまでにない変化があると話します。クミコ氏の選対や日本共産党は、投票箱が閉まる最後まで支持を広げ抜き、「逆転勝利への大波をつくろう」と呼びかけています。

