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2026年1月18日

きょうの潮流

 その土地に根ざしたくらしや文化、環境を題材にしてきた写真家の船尾修さんはある疑問からそれをテーマに選びました。「どうして日本にはこんなにたくさんの米軍基地が置かれているのだろうか」▼戦後80年の節目に思い立ち、全国に131カ所もあるという米軍基地を歩いて写真集にまとめました。題名は占領下にある日本を意味する『Occupied Japan』。張り巡らされた鉄条網、夜中に響く爆音、わが物顔で上空を飛び回る米軍機。80年間もこんな状況が放置されてきたこと自体、とても異常だと▼船尾さんが初めて米軍基地の存在を意識したのは十数年前に訪れた沖縄。新基地の建設予定地だった辺野古を一目見ようと車を走らせ、反対する住民らが運営するテント村で説明をうけました。その時は、この美しい海を埋め立てて滑走路をつくるという計画に現実味を感じることがまったくできなかったといいます▼その基地建設を国が強行するなか、名護市長選が告示されます。幅広い市民が支える、おながクミコ候補は「子どもたちの未来のために工事を止める」と訴えています▼基地建設も大型開発も、国と一体になって推し進める現職との一騎打ち。命とくらしを守るための支援、地域の経済や産業の振興、市民目線のまちづくり。クミコ候補の政策は住み続けたいと思えるようなプランがずらり▼市民とともに歩み、市民とともに決め、市民とともに育てる市政の実現をめざす―。日本の将来にもつながる選挙です。