日本共産党の志位和夫議長が16日の会見で、次期総選挙不出馬表明にあたって行った発言は次の通りです。
一、さきほど小池書記局長から発表があったように、今度の総選挙では私自身は立候補しないということにいたしました。もちろん、引き続き党の議長として、日本共産党の発展、世の中を良くしていくために、力をつくすことには変わりはありません。直面する総選挙に対しても、予定候補者からは外れますが、党の議長として、日本共産党の勝利のために、全国のみなさん、そして予定候補者のみなさんと心を一つにしまして、頑張り抜く決意を申し上げたいと思います。
一、いま述べたことは、私自身の心の中では、2年前、2024年1月の第29回党大会で、新しい党の体制をつくった時に、だいたい決めていたことでした。
私は、2年前の党大会で、すべての人事が決まったあとに行った「閉会あいさつ」の中で、第1回中央委員会総会での確認を踏まえて、次のように発言をいたしました。
「私は、新しい体制のなかで、党を代表するものの一人として、ひきつづき党の活動のあらゆる分野で必要とされる責任を果たす決意です。国政のうえでは、田村新委員長が党を代表する役割を果たすことになります」
こういう立場で今後の活動をやっていく以上は、できるだけ早い機会に、国会の議席も次の方にバトンタッチすることが、当然のことになると考えてきました。また、そういう身の処し方をすることが、党全体と党国会議員団の今後を考えたときに、一番合理的な判断になるだろうと考えてきました。そこで、候補者の名簿の発表にあたって、そのことを提案し、先日の常任幹部会で認めていただきました。
国会議員からは退くことになりますが、今後も議長として「党の活動のあらゆる分野」で責任を果たす決意です。外交の分野、理論の分野、党建設の分野、そして国政の分野でも必要とされる責任を果たしていくつもりです。
一、振り返りますと、1993年の総選挙で、中選挙区・旧千葉1区で当選をさせていただいて以来、96年以降は、比例代表南関東ブロックで議席を確保させていただき、11期、33年にわたって衆議院議員として活動してまいりました。この間は、党の役職としては、書記局長、委員長、議長として活動しました。
この期間に、国会で論戦した総理の数は、数えてみますと17人となりました。またこれも数えてみましたら、この33年で、本会議の代表質問に60回、予算委員会や特別委員会の総括質疑・基本的質疑などの質問に46回、党首討論には28回たってきました。この33年間の日本の政治が直面した根本問題について、正面からの議論をしてきたと思います。どれもが自分としては全力を傾けて一回一回の質問戦にのぞみました。そのすべてが思い出深いものです。
33年にわたって、衆議院議員として国会に押し上げていただき、活動を支えていただいた、旧千葉1区、比例代表南関東ブロック―神奈川県、千葉県、山梨県の有権者のみなさん、党と後援会のみなさんに心からの感謝を申し上げたいと思います。

