奇跡の9連休と呼ばれた年末年始でしたが、物価高の影響で自宅で過ごした人が圧倒的に多かったようです。高まる一方の節約志向は外出や買い物などの過ごし方にも現れています▼寒さのなか、各地の食料配布には大勢が列をつくり、高齢者や子どもを連れた女性の姿も。生きていくだけで精いっぱい、なんの希望も持てないという声も聞かれました▼実質賃金は11カ月連続のマイナス。働いて働いてどころか、働けど働けどが今によみがえります。庶民のくらし向きはいっこうに良くならず、相次ぐ倒産は各業種にわたり、先行きも見えない。それなのに…▼「究極の自己都合解散だ」と批判されています。高市首相が23日に召集される通常国会の冒頭にも、衆院の解散を検討していることがわかりました。すでに総務省は各都道府県の選管に準備を進めるよう通達を出しました。人びとの生活の苦しさなどお構いなし、支持率の高いうちにやってしまおうという魂胆か▼一見強気のような姿勢ですが、じつは内政も外交も、どうにもならない状況に。まともな経済対策も打てず、みずから招いた中国との関係悪化は改善の兆しすら見えない。そのうえ改めて密接さがあらわになった統一協会との癒着も、政治とカネの問題も保身に走るばかりで国会審議に耐えられないからとの指摘も▼連立を組む維新も議員の国保逃れで「自分の身は切らぬ卑劣さ」と非難される始末です。まさにすべてが自分勝手な自維政権。思惑どおりにさせてなるものか。
2026年1月13日

