自分が成長できる、人や社会の役に立つ成長と貢献がトップ2でした。新入社員に仕事をするうえで重視することを聞いたところ、そんな結果が出ました▼人材派遣会社が昨年実施した新入社員の意識調査です。就職先を選ぶ際に重視したのは職場の人間関係や仕事のやりがい、人間らしく働けることが上位に。仕事を通して成長しながら何かの役に立ちたい。そんな思いが見えてきます▼同時に職場の風土や働き方、生活に懸念を抱いていることも。生命保険会社による20代の意識・実態調査では、現在と老後の生活費に不安を感じている人がいずれも6割を超え、不確かな足元の現実がうかがえます▼職場はサービス業。彼女は窓口業務で交代職員も昼休憩もなし。隙を見つけては昼食をかきこむ毎日で同僚もみな不満を口にしている。そんな時に出合ったのが「赤本」だった―志位議長の新春対談でも紹介された女性労働者の経験です▼労働時間のちょろまかしこそ搾取だと学んだ彼女は足を震わせながら会社と交渉。昼休憩を保障させました。勇気ある行動は周りを励まし、赤本=『Q&A いま「資本論」がおもしろい』の学習を始めた支部もうまれたといいます▼きょうは成人の日。社会の一員として真っ当(まっとう)に生きることを模索する若い世代の前に立ちはだかる資本主義の矛盾。職場でのたたかいや学費の値上げ反対、核なき世界や多様な社会をめざして声を上げる若者の姿は全国で。ともに手を携え、世の中を変える大きな力としたい。
2026年1月12日

