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2026年1月9日

能登地震2年 仁比議員調査

被災者の願い実現急げ
集落に戻りたい/災害住宅に入居したい…

 日本共産党の仁比聡平参院議員は7日、石川県輪島市の仮設住宅などを訪れ、能登半島地震被災者などから、震災から2年を過ぎた被災地の課題を聞き取りました。共産党の佐藤正幸県議、鐙(あぶみ)史朗輪島市議、金沢大学名誉教授の井上英夫氏、能登半島地震被災者共同支援センターの黒梅明事務局長が同行しました。


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(写真)角海区長(手前)から話を聞く(左から)黒梅、(1人置いて)佐藤、仁比、井上の各氏=7日、石川県輪島市

 仁比氏らは、地震で一時孤立し自衛隊ヘリで救助されたという輪島市門前町深見区長の角海義憲さん(73)から話を聞きました。

 集落の人たちと一緒に同市の道下仮設住宅に入居する角海さんは、深見地区の30世帯ほどのうち半数以上が同地区に戻り生活することを願い、残りの人たちは、災害公営住宅に入居を希望していると話します。集落の人たちが離れ離れになっても「土地などの財産をどうするか考えていく必要があると話し合っている」と言います。

 角海さんは自宅跡に新しい家を建てる決断をしました。自身も含め「そこに建てる人たちが高齢なので、あと何年生きるのか、息子たちが戻ってきて、建てても無駄にならないかを気にしている」と言います。

 一昨年の豪雨災害で被害を受けた畑はボランティアの協力で再開でき、自分たちで食べる野菜が植えられています。漁港には自身の船が陸に上げられ「本来ならイワノリが取れる時期なのに」と話します。

 深見地区の漁港で作業するAさん(75)は、地震で隆起し使えなくなった漁港を指さしながら、「(陸上に上がった)テトラポットが役割を果たしていない。波から船を守るためにもっと沖に移動させてほしい」と話します。獲れていたサザエが豪雨災害のあと一匹もいなくなったと肩を落とします。

 視察を終えて仁比氏は「元のコミュニティーに戻りたいという被災者の願いをかなえることこそ、政治の責任です」と述べました。