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2026年1月9日

訪問介護倒産91件

昨年 3年連続最多更新

グラフ

 2025年に倒産した訪問介護事業者は91件にのぼり、3年連続で過去最多を記録したことが、東京商工リサーチの調査で分かりました。「介護報酬のマイナス改定や大手との競合」(同)による売り上げ減少を原因とする倒産が、8割を超えています。政府が24年4月の介護報酬改定で、訪問介護基本報酬を2~3%引き下げたことが倒産の増加につながっています。

 原因別では、売り上げ不振(販売不振)が75件(82・4%)。求人難や従業員の退職など「人手不足」関連は13件で最多だった23年(11件)を上回りました。

 倒産の内訳では、破産が86件(94・5%)と過去最多でした。同社は「報酬のマイナス改定の影響も小さくない」とし「先行きが見通せない事業者が、再建より破産を選択するケースが多い」としています。事業規模では資本金500万円未満が73件(同80・2%)を占めました。

 都道府県別では大都市部が大幅減少する一方、北海道2→8件、和歌山県0→5件、愛知県2→6件など地方の増加が目立ちます。