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2026年1月7日

きょうの潮流

 米東部ニューヨーク市マンハッタン島の先にあるエリス島。19世紀末から多くの欧州移民がこの玄関口から入国。米国人の4割は同島を通過した移民の子孫だと言われます▼ニューヨーク市は今も世界中から来た人々が住み、700を超える言語が話されるという「モザイク」都市。1日にゾーラン・マムダニ氏が新市長に就任しました。就任式で市役所前に集まった人々も、多様なルーツがうかがえる顔ぶれでした▼イスラム教徒、南アジア系で「初」と米メディアに紹介される新市長。ウガンダ出身でインドにルーツを持つ父マフムード氏は、息子もウガンダ生まれであり、「初のアフリカ出身」の市長だと語っています▼マムダニ氏は就任演説で「ここに住むすべての人のための市政」をつくると強調。裕福でコネを持つ一部の住民のための市政、働く貧しい人々が置き去りにされる分断の市政を転換すると意気込みを語りました▼それは働く人たちのために汗を流す市政であり「民主的社会主義者」としての主張を曲げることはないと訴えました。市民参加でどこまで前進を図れるか、世界が注目しています▼就任直後にトランプ政権がベネズエラを軍事攻撃し、マドゥロ大統領をニューヨーク市にある拘置所に連行する暴挙に。新市長はさっそく、大統領に電話をかけました。「主権国家への一方的攻撃は、戦争行為であり、連邦法にも国際法にも違反する」。一方、トランプ政権の暴挙になんら物を言えない高市首相。情けない限りです。