日本共産党

メニューとじる

すべての記事が読める

赤旗電子版購読お申し込み

2026年1月6日

トランプ氏 ベネズエラに「再度攻撃も」

コロンビアやメキシコにも

 トランプ米大統領は4日、南米ベネズエラのロドリゲス副大統領に対し「うまく振る舞わないなら、2度目の攻撃を行う」と脅迫しました。またベネズエラの隣国コロンビアやメキシコに対しても軍事攻撃を行う可能性を示唆。西半球(南北米州)を米国の勢力圏だとするモンロー主義について「これまでの米大統領はその重要性を見失ったが私はそうではない」と語り、領土的野心をむき出しにしました。

 大統領専用機内で記者会見に応じたトランプ氏は、米国がベネズエラを「立て直す」などと主張。ベネズエラ国内の石油資源への「完全なアクセス」を米国に認めるようベネズエラ政府に要求しました。

 またコロンビアについては「病気の人間によって統治されている」と語り、同国のペトロ大統領が麻薬の生産や取引に関与していると根拠もなく断定しました。記者団からコロンビアに対する軍事介入の可能性を聞かれると、「良さそうに思える」と述べて否定しませんでした。

 また米国に流入する麻薬の多くはメキシコ経由だとし、「われわれはメキシコに対しても何かやらねばならない」と語りました。麻薬対策として米軍を派遣するというトランプ氏の提案をメキシコのシェインバウム大統領が拒んでいることについて、「彼女は(米軍派遣を)恐れている」などと不満を表明しました。

 キューバについては経済的な後ろ盾となってきたベネズエラを失ったとし、「文字通り崩壊するだろう」と語りました。

 トランプ氏は、デンマーク自治領グリーンランドにロシアや中国が進出しているとし、「われわれは国家安全保障のためにグリーンランドを必要としている」と発言。記者団から領有の主張を正当化できる根拠を聞かれたものの、トランプ氏は答えませんでした。