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2025年12月29日

戦争阻止 野党が共同街宣

愛知・一宮 小池氏「本気の共闘」訴え

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(写真)手を繋いで、力を合わせて政治を変えようとアピールする各氏。左から、日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の藤原規眞衆院議員、共産党愛知県委員会の、かわえ明美書記長、社民党愛知県連合の、つかざきみお副代表、緑の党の尾形慶子共同代表、新社会党愛知県本部の保田泉委員長=28日、愛知県一宮市

 高市政権が進める「戦争国家づくり」に愛知からストップをかけようと28日、愛知県一宮市で、日本共産党、立憲民主党、社会民主党、緑の党、新社会党の各党が共同で街頭宣伝しました。れいわ新選組はメッセージを寄せました。

 日本共産党の小池晃書記局長は、2026年度の予算案で過去最高の9兆円の軍事費が計上されるなど米国いいなりの大軍拡に突き進む高市政権を批判。愛知県は、敵基地攻撃のための戦闘機などを製造する拠点にされようとしていると告発し、「憲法を踏みにじる危険な政治を止め、行き詰まった自民党政治を終わらせていく2026年にしていこう。そのためには本気の共闘が必要だ」と呼び掛けました。

 また、大企業応援の愛知県政も、力をあわせ暮らし第一に変えていくことが必要だとして、27年の愛知県議選でも「本気の共闘を」と訴えました。

 一宮、岩倉両市が選挙区の衆院愛知10区で「市民と野党の共闘」で勝利した立憲民主党の藤原規眞衆院議員は「極右政権に対し、市民と野党の共闘で今こそ立ち上がらなければならない。そのことを共闘の最前線から呼び掛けたい」と力を込めました。

 社民党愛知県連合の、つかざきみお副代表は、日常的な子どもの貧困の広がりや排外主義のまん延を指摘し、「子ども、若者の生活を支える政治を。排外主義と手をとりあってたたかおう」と訴え。緑の党の尾形慶子共同代表は、少なすぎる気候危機対策の予算など生活や未来のための予算を削る高市政権に対し「リベラルの政党が共同しなければならない。愛知から左派連合をつくっていこう」と呼び掛けました。

 新社会党愛知県本部の保田泉委員長は「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」と言いながら、軍拡でアジアでの緊張関係を高める高市政権を批判し「野党の仲間が力をあわせ、うそで固められた政治を変えよう」と強調。れいわ新選組の辻恵参院愛知県総支部長が「戦争を絶対に許さないために、共同のたたかいを全力でつくり出す」とメッセージを寄せました。

 愛知県議選(一宮市区)にのぞむ、日本共産党の、かわえ明美予定候補は「野党のみなさんと固く手をとりあい、平和を守るために一歩も引かない決意と覚悟で挑む」と語りました。