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2025年12月21日

美ら海破壊「痛ましい」

辺野古調査の小池書記局長

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(写真)海上から新基地建設の現場を調査する小池氏=20日、沖縄県名護市

 沖縄県名護市長選で辺野古の米軍新基地建設に正面から反対する、おながクミコ氏の勝利を必ずと決起集会が開かれた20日、日本共産党の小池晃書記局長は、新基地建設が強行されている大浦湾を調査しました。

 小池氏は、雨の降る中、グラスボートに乗り込み、軟弱地盤の改良のため砂くいを打ちこむ巨大なサンドコンパクション船6隻が随所に林立する工事現場を海上から視察。同船は今年6月、気象などの影響により大浦湾から撤退し11月に復帰。半年間の作業中断を経て前日の19日から作業を再開しました。

 工期の遅れを取り戻そうと休まず作業が強行されていることや、海中に水質汚濁の影響で工事前までいなかったバクテリアが増えていること、海砂採取で本島北部沿岸の海岸浸食が進んでいることなど、現地住民から説明を受けました。

 調査後、小池氏は「美しい大浦湾に砂くいを打つ光景は痛ましく、怒りが沸き起こる。半年も作業できない無謀で展望のない工事だと実際に見て実感を持ってわかった。直ちに作業を中止すべきだ」と語りました。