日本共産党

メニューとじる

すべての記事が読める

赤旗電子版購読お申し込み

2025年12月21日

「核保有」発言 とんでもない

札幌で抗議行動

写真

(写真)署名に応じる青年(右側)=19日、札幌市南区

 札幌市南区の地下鉄駅前で19日、政府高官の「核保有」発言に抗議する19日行動が取り組まれました。日本共産党の千葉なおこ市議予定候補が参加しました。

 高市政権で安全保障政策を担当する官邸筋から「日本も核兵器を保有すべきだ」との発言があったとする報道を受け、参加者が「核兵器禁止条約に日本こそ参加を」のプラカードや「平和憲法は世界の宝」と書いたタペストリーを掲げてアピール。ヒバクシャ国際署名と憲法改悪・大軍拡反対署名を呼びかけました。

 20代の青年2人が参加者と対話し「最近の社会情勢で本当に日本が戦争するのではないかと不安になることが増えました」「80年戦争をせずにきた日本の歴史を次の世代にもつなげる役に立ちたい」と署名しました。

 千葉氏はマイクを握り、高市政権発足からたった2カ月で日中関係が悪化し、臨時国会では補正予算で過去最大の軍事費が盛り込まれ、非核三原則見直しなどとんでもない発言が相次いでいると厳しく批判。「黙って見過ごすわけにいかない事態だ。憲法99条で、国会議員は憲法を守る義務が課せられている。戦争しない、戦争させない外交努力など、憲法に則した政治を求めていきましょう」と呼びかけました。