(写真)訴える大平氏(右)=19日、広島市
中国地方の日本共産党は19日、各地で一斉宣伝しました。大平よしのぶ衆院中国比例予定候補は広島市の繁華街で訴えました。
「しんぶん赤旗」日曜版の見本紙などを配布し、衆院定数削減反対の署名への協力も呼びかけました。
大平氏は自民や維新、国民民主、公明などの賛成で成立した補正予算について「物価高や消費税減税、コメの増産など国民が求めるものに背を向けたもの」であり、「軍事費を過去最大の8472億円も盛り込んでいる」と批判しました。自民、維新がもくろんだ衆院議員定数「自動削減」法案を継続審議に追い込んだことについて「民主主義の力、国民の世論と運動の力」と強調しました。
さらに来年4月から公立小学校の給食費無償化が国の全額負担で実施されることについても、「多くの子育て世代のみなさんの声」によって「大きく政治が動いている」と指摘。党が70年前から給食は食育だとして無償化を訴え続けてきたことも紹介し、「みんなで力を合わせれば政治は変わるし、変えられます。新しい年を希望と安心の持てる政治実現のため、共産党は全力で頑張ります。一緒に政治を変えていこう」と呼びかけました。

