(写真)ガッツポーズで拍手に応えるクミコ氏(中央)、赤嶺氏(その左)ら=14日、沖縄県名護市
来月18日告示(25日投票)の沖縄県名護市長選に向け、おながクミコ予定候補の勝利で市政転換を必ずと、日本共産党の名護支援センターの事務所びらきが14日、同市で開かれました。
クミコ氏も駆け付け、同市辺野古の新基地建設や東村高江のヘリパッド(着陸帯)建設で、寝袋や車中泊による泊まり込みの監視・抗議に参加し、国の無法に対して住民とともにあらがった経験を紹介。「この忍耐力で市民のために働く市長となりたい。そのためにみなさんの力が本当に必要です」と訴えました。
党県委員長の赤嶺政賢衆院議員は、新基地建設に伴う軟弱地盤の改良が半年も停止しているとして、「技術的に不可能な工事」と指摘。クミコ市政を実現し、玉城デニー県政の継続がかかる来年の知事選で勝利できれば、新基地建設は政治的にも不可能になると述べ、「チャンスの局面のたたかいだ」と強調しました。
伊佐真次・党東村議や名護民主商工会の吉良悟会長が決意と連帯を表明。新日本婦人の会の井浦みつるさん(73)は「8年前、当時の稲嶺進市長を通せなかった悔しさと、号泣していたクミコさんの姿を今も覚えています。やれることは全てやり、今度はうれし涙を流したい」と語りました。

