(写真)声援に応える(左から)畑中、森、山添、有田の各氏=13日、宮崎県都城市
日本共産党の山添拓政策委員長・参院議員は13日、宮崎県都城市の演説会で国政報告し、政治を変える展望を語りました。来年1月18日告示(25日投票)の市議選に立候補する畑中ゆう子、森りえ=現=、有田えり子=新=の各氏が1議席増の決意を表明。終了後、2人が入党しました。
山添氏は議員定数削減法案について、自民、維新が医療費4兆円削減や軍拡、改憲など「悪政の突破口にしようとしている」と告発。「民主主義を壊すなという多くの声の反映で審議入りさせなかったことを確信にしたい」と述べました。
高市政権が経済対策の柱に防衛力強化を据え、武器輸出で経済成長をとしていることを批判。えびの駐屯地の長射程ミサイル配備や新田原基地でのF35B垂直着陸訓練の動きなど軍備拡張が進んでいるが「緊張が高まっているのは『台湾有事』答弁など高市首相の姿勢のせいだ」と指摘し、「戦争させないという多くの声を日本共産党へ。市議選で必ず3人を押し上げて」と呼びかけました。
畑中、森、有田各氏は、「暮らしが苦しい」と答えた人が6割など市民アンケートに寄せられた声を市に届けたと報告。国保税や介護保険料引き下げ、請願が採択された高齢者補聴器購入助成などの要望実現へ「3人そろって議会で働かせてほしい」と訴えました。

