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2025年12月14日

時短・賃上げ 両立する?

神戸 山下副委員長迎え「働く者のつどい」

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(写真)「働く者のつどい」で語る山下氏(正面)=12日、神戸市中央区

 日本共産党の山下芳生副委員長は12日、神戸市中央区で開かれた「働く者のつどい」(党東灘・灘・中央地区委員会主催)に出席し、参加者からの質問に答えて縦横に語りました。

 「労働組合への加入者が少なくて困っています」という問いに、山下氏は「すべての労働者に加入を呼びかけること、組合が労働者の要求を実現していることを示すのが大事では」とし4年連続で賃金引き上げを勝ち取った公務関係労組のたたかいなどを紹介しました。

 「労働時間の短縮と賃上げは両立する?」という質問には、「両立します」ときっぱり。大阪経済大学の泉弘志名誉教授の計算では8時間労働で労働者と家族が生活するために必要な価値を産み出す労働時間が3時間42分、資本家のために働く剰余労働時間が4時間18分であることを示し、「お金も時間も搾取されている。両方取り戻そうということです。労働組合はそれを掲げて頑張るべきだし、できます」と述べました。

 ほかにも「共産党はいいこと言うのになぜ支持率が低い」など多岐にわたる質問に、高市政権の見方や共産主義と自由など豊富な内容を交えて答えました。グループ討論があり、再質問もありました。