(写真)記者会見する田村智子委員長=8日、国会内
日本共産党の田村智子委員長は8日、国会内で記者会見し、2027年春の統一地方選挙の道府県議選・政令市議選の予定候補者(第1次)を発表しました。
田村氏は、前回の統一地方選挙で道府県議75議席、政令市議93議席を獲得したと示し、「今回は現有議席の絶対確保と前回失った議席の回復、その上で新たな議席獲得を目指す」と目標を掲げました。県議選では、党議席のない新潟、静岡、福井、福岡、熊本の5県での勝利を重視すると強調しました。
第1次の予定候補者数は31道府県で65人、11政令市で55人。現時点の女性予定候補者の割合は道府県で58・5%、政令市で50・9%です。田村氏は「新進気鋭の若い候補者、実績抜群のベテランなど、多彩な構成となっている」と紹介。「統一地方選で大きな躍進を目指し、いまから国政も地方議会も政治を変える風を大きく起こすために頑張っていきたい」と表明しました。

