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2025年12月8日

許すな定数削減

東北の声 届かなくなる
山形 「国民の力で阻止しよう」

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(写真)街頭から訴える本間氏(左)と三井寺氏=6日、山形市

 日本共産党山形県委員会の本間和也県委員長と三井寺修県国政対策委員長は6日、山形市内2カ所の街頭に立ち、衆院定数削減法案を「国民の力で阻止していこう」と訴えました。

 本間氏は、日本維新の会が「身を切る改革」という名の下に、国会議員を減らすことが無駄遣いをなくす道だと主張しているが、民主主義の根幹にかかわる問題だと指摘。前回の衆院選で比例東北ブロックの定数が1減らされており、今回の法案によって東北の声がさらに国会に届きづらくなるとし、小選挙区制を廃止して比例代表制を拡充していく必要があると訴えました。

 三井寺氏は、高市首相の「そんなことよりも定数削減やりましょうよ」の発言について、政治とカネの問題を軽んじていると厳しく批判。「維新の会の藤田共同代表による公設秘書への公金還流、林総務相の公選法違反などの疑惑が次々に発覚していることに対する論点ずらしであり、廃案に追い込むしかない」と訴えました。