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2025年12月8日

核廃絶へ希望語る 吉良・大平氏訴え

広島

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(写真)参加者が会場で作った折り鶴を持って手を振る(左4人目から)吉良、大平の両氏=7日、広島市

 仲間を増やし、つながろう―日本共産党広島県委員会、真ん中世代が企画運営する実行委員会(実行委員長・大平よしのぶ衆院中国比例予定候補)は7日、「ピース!ホープ!つながる!希望フェス」を広島市で開きました。約400人が参加。吉良よし子参院議員が記念講演し、真ん中世代地方議員座談会、日本維新の会共同代表の公金還流問題などをスクープした「しんぶん赤旗」日曜版・笹川神由記者のトーク、音楽やクイズ、模擬店、ワークショップなどでにぎわいました。

 吉良氏は「平和」が政治を志す原点で、20代のとき広島の原水爆禁止世界大会で核兵器廃絶へ声をあげる姿に感動したと語りました。参院本会議で非核三原則の堅持を求めたのに対し高市早苗首相が「政策上の方針」と答弁したことに「見直しは言語道断」と批判。一方で超党派議員による核軍縮・核兵器廃絶の勉強会が始動したことを紹介し「核抑止力論を乗り越えるべきだ。被爆の実相を語り広げよう」と強調しました。

 国会質問を作る際の視点を問われた吉良氏は「要求から出発するのが基本。国会と地方議会が連携して学校給食無償化が実現した。ご一緒に政治を前へ動かそう」と呼びかけました。

 広島市のAさん(31)は「『赤旗』が相手を倒すためでなく真実を伝えるため取材するという話がよかった。一人ひとりを大事にする社会にしたい」と感想を語りました。会場で2人が入党しました。