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2025年12月8日

空母もミサイルも不要

神奈川・横須賀 基地反対集会に1000人

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(写真)「敵基地攻撃NO」と声を上げる集会参加者=7日、神奈川県横須賀市

 神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地の対岸にある公園で7日、原子力空母反対集会が開かれました。

 全県から約1000人が参加。相次ぐ米兵による重大交通事故、米海軍厚木基地(綾瀬、大和両市)でのオスプレイ飛行、自衛隊の長距離巡航ミサイル・トマホーク配備計画など、日米の基地にまつわる問題を市民らが報告し、「憲法9条守れ、戦争いらない」「基地はいらない」と訴えました。

 集会は安保廃棄神奈川県統一促進会議、原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会の主催で安保破棄中央実行委員会が協賛。主催者を代表して安保廃棄の構成団体、神奈川労連の住谷和典議長があいさつし、「横須賀を市民の手に取り戻し、戦争のない世界をつくる共同を広げよう」と呼びかけました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、沖縄県辺野古の米軍新基地建設工事は軟弱地盤のため行き詰まり、与那国町長選では自衛隊を誘致した「政府べったり」の前町長が落選したと報告。戦争の脅威をあおり軍拡を進める政治に「ノー」をつきつけようと訴えました。

 集会は「原子力空母配備反対と長距離ミサイル反対の一致点で幅広い共同を広げよう」とするアピールを確認して閉会。集会後、同基地前を通り、市中心部をパレードしました。

 共産党の畑野君枝元衆院議員、地方議員らも参加しました。

 同基地に「おおむね3年」として1973年に米空母が配備されて52年。2008年には通常型から原子力空母に交代しました。米海軍が世界で唯一米国外に置く母港です。