(写真)訴える井上氏(前列左から2人目)と駒井氏(その右)=6日、京都市
高市政権と自民・維新が狙う大軍拡や国会議員定数削減に反対する取り組みが6日、各地で行われました。
京都市の四条大宮駅前では政党と市民団体などによる共同街宣が行われました。京都革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす京都の会)が呼びかけたもので、市民らが「平和も暮らしも壊す大軍拡と独裁政治を許すな」と訴えました。
日本共産党から井上哲士前参院議員が、新社会党京都府本部からは駒井高之委員長が参加し、社民党京都府連合からは「会議のため参加できないが頑張ってほしい」との伝言が紹介されました。
井上氏は、今年が戦後80年、治安維持法制定100年の節目だと指摘し、「新しい戦前にしてはならない」と強調。自民・維新が狙う議員定数削減について、「かつて国民を弾圧し戦争へ動員した治安維持法のように、多様な国民の声を切り捨てる独裁政治への道だ」と批判しました。
駒井氏は、高市首相が「台湾有事」への自衛隊参戦の可能性に言及したことを厳しく批判するとともに、「軍事費拡大ではなく、崩壊寸前の医療や福祉にこそ税金を使うべきだ」と訴えました。

