(写真)イスラエル大使館前で行われた女性に対する暴力撤廃国際デーの宣伝行動=25日、東京・千代田区
日本婦人団体連合会(婦団連)は国連の「女性に対する暴力撤廃国際デー」の25日、世界の人々と連帯し、最大の暴力である戦争、ジェノサイド(集団殺害)を一刻も早く終わらせようと、東京都千代田区のイスラエル大使館前でアピールしました。同国際デーは12月10日までの16日間です。参加者は「パレスチナに恒久平和を」「イスラエルは停戦合意を守りガザから完全撤退を」とリレートークをしました。
婦団連の小畑雅子会長は、平和とジェンダー平等は一体だとして、憲法9条を踏みにじり大軍拡を進める高市早苗首相の危険な言動を告発。「危機をあおるのではなく、平和をつくりだす対話と外交を求めたい」と強調しました。
全労連の寺園通江女性局長は、イスラエルの攻撃で多くの子どもと女性が犠牲になっている現状にふれ、「国連憲章や国際法を踏みにじる行為だ」と批判しました。
日本共産党の吉良よし子参院議員は、女性や子どもの尊厳・人権を踏みにじる行為がガザ地区で行われていると指摘し、「女性に対する暴力をなくすため、イスラエルは停戦合意の完全履行を。戦争も暴力も許さないと声をあげましょう」と呼びかけました。

