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2025年11月22日

漁獲超過 水産庁の責任

岩渕議員 スルメイカ漁巡り
参院農水委

 日本共産党の岩渕友議員は20日、参院農林水産委員会で、捕獲停止命令が出ているスルメイカ漁を巡り、沿岸の零細イカ釣り漁業者に漁獲枠超過の責任を押し付ける鈴木憲和農水相の発言についてただしました。

 小型船のスルメイカ漁獲量が、10月末までに7796トンに達し、漁獲可能量(TAC)を2039トン超過したため採捕停止命令が出ています。鈴木農水相は14日、「大幅な超過となったことは大変遺憾」だと発言しました。

 岩渕氏は、農水相の発言が「漁師が好き放題イカを取っている」との印象を与えており、「“一人ひとりの漁業者に全国の漁獲の状況を把握して管理しろというのか”という怒りの声が上がっている」と指摘。「漁獲量を漏れや遅れなく把握する体制を整えるのは水産庁の仕事だ」と強調しました。鈴木農水相は「遺憾であるという見解は変わらない」と開き直りました。

 岩渕氏は「全国の小規模なイカ釣り漁業者は、何年も前からイカ資源を根こそぎにする大臣許可の大規模沖合底引き漁業に対する規制を求めてきた」と指摘。「にもかかわらず、資源を毀損(きそん)した実績を基準に、TACを少数の底引きには6500トン、数百隻のイカ釣り漁業には4900トンと、あまりに不公平な配分をしている」と述べ、零細な沿岸漁業を最優先に配分すべきだと主張しました。