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2025年11月19日

きょうの潮流

 今や子どもも手にするスマートフォン。写真や動画を共有し友達に「いいね」をもらうなど、人との交流がすすむ半面、教師の盗撮事件のように加害者になる恐れもあり、その利用には無関心ではいられません▼継続取材していると聞いていたNHKスペシャル「加害の“扉”が開くとき 子どもを守るには」が10月26日に放送されました。インターネットで、おとなだけではなく中高生が同級生を盗撮した動画なども「まん延している」と。取材班は「子どもたちを被害者にも加害者にもしないため、社会に何が必要なのか考える」と問いかけました▼145人が回答したアンケートで、加害者の中に子どものころに最初の加害をしたという共通点がありました。9~10歳と答えているものも▼スマホは使っていない例ですが、児童福祉司と、性加害をした男の子との対話の中で、男の子は、「タッチ(加害)」する過程で相手を脅したと告白。強くあらねばという感情があったと吐露しました▼オーストラリアでは12月、16歳未満はインターネット上のSNS利用を禁止する法律が施行されます。子どもがSNSアカウント(個人を識別する情報)を登録できないように運営会社に対策を求めるとも。子どもを救うヒントになるのか注目されます▼子どもの気持ちに寄り添いながらも、社会はどうあるべきなのか問われています。エンタメ、SNSなどで性暴力がどう表現されているか、私たち自身が関心を寄せ知らせることから続けていきたい。