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2025年11月18日

セクハラ南城市長失職

市議会が再び不信任
沖縄

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(写真)出席議員が議長を除いて起立し、市長の不信任決議が可決された議場=17日、沖縄県南城市

 沖縄県南城市議会は17日の臨時議会で、市職員へのセクハラを認定された古謝景春市長への2度目の不信任決議を可決し、市長の失職が確定しました。

 決議は、1度目の不信任にも古謝市長が保身に固執し、議会解散の暴挙に出たことで、市長の一部支援者も含めた被害者への二次加害などが加速したと指摘。「これ以上、制御不能な市長の公権力の暴走によって、市民が傷つけられることがあっては決してならない。被害者救済は一刻の猶予も許されない」と述べ、即刻退陣を求めています。

 議会解散に伴う9日投開票の市議選(定数20)では再度の不信任可決に賛成する意向を示した議員が18人当選。2度目の不信任可決で即日失職が避けられない中、市長は16日付で辞職届を提出しました。

 しかし議会運営委員会は17日、辞職届を取り扱わない方針を決め、予定通り不信任案が提出されました。日本共産党の松田兼弘市議ら4人が賛成討論に立ったのち、採決前に1度目の不信任にも反対した「市長派」の2人が退席。17人が賛成したものの、起立を忘れた議長の安谷屋正氏が規定上反対とされたため全会一致ではなく、賛成多数での可決となりました。

 古謝市長のセクハラは、市長公用車の運転手を務めた女性が2年前に告発したことで発覚。他の職員からも被害の訴えが相次ぎ、市が設置した第三者委員会も調査を経てセクハラを認定しましたが、市長は辞職を拒み続けてきました。

 傍聴した女性(74)は、市長が報復のために被害者をSNSで中傷し続けてきたと指摘。「被害者は尋常でない恐怖にさらされてきたと思う。市執行部や議会は長い間、動いてこなかった。まだ安心はできない」と話し、人権尊重のまちづくりへ市や議会の取り組みを監視していく必要性を語りました。