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2025年11月17日

社会保障費減許さぬ

障全協全国集会 運動よびかけ

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(写真)障全協全国集会で記念講演する中村尚子さん=16日、東京都千代田区

 障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会(障全協)は16日、東京都内で全国集会を開き、会場とオンライン合わせて約250人の参加者が運動を交流。17日からは政府交渉を予定しています。

 主催あいさつした障全協の白沢仁会長代行は、軍事費の国内総生産比2%への増額を前倒しで進めるために高市早苗首相が、社会保障予算をこれまで以上に削減することが懸念されると指摘。「これらを許さない国民の監視と共同、連帯した運動がますます大事になる」として、全国集会と政府交渉を出発点にすることを呼びかけました。

 全国障害者問題研究会(全障研)元副委員長の中村尚子さんが「ともに歩んだ60年を振り返って!障害者の権利保障運動の未来に向けて!」と題して記念講演しました。全障研での長年の運動を振り返り、最近は自身が長崎出身であることもあり被爆者運動に目を向けていると強調。「数ではなく一人ひとりに死があったということを想像した。障害者運動も一人ひとりの実態の把握から制度を練り上げて、問題を解決する。その思いを強くした」と話しました。

 「全国障害児者の暮らしの場を考える会」事務局長の九内康夫さんが特別報告しました。国が障害のある人の地域移行を進めるために開いた検討会のまとめで、入所施設の待機者実態調査をしないとしたことについて、「実態が明らかになり社会問題化することを避けたいのではないか」と批判。「豊かな暮らしを目指している施設が多くある。多様な暮らしの場が必要で、入所も暮らしの場だと訴えたい」と語りました。