(写真)訴える春名氏(左から2人目)と後援会の人たち=14日、高知市
四国の日本共産党は14日、四国一斉宣伝に取り組みました。高知県の党支部、後援会は県内各地で思い思いのプラスターやのぼりを手に「自民党政治を終わらせ、新しい政治をつくろう」などとアピールしました。
高知市の潮江(うしおえ)後援会は春名直章県委員長と一緒に宣伝しました。筆山トンネル東口の交差点で演説した春名氏は自維政権の国会定数削減の動きについて、国民の多様な意見が国政に届かなくなり悪い政治がはびこると批判しました。高市首相が台湾有事になれば米軍の戦争に自衛隊が参戦する「存立危機事態」に該当するとの危険な発言を行った問題に言及し、「これは、有事の具体例を想定し、軍事的危機をあおることになる」と批判。今、海外での武力攻撃のために長射程のミサイル基地の建設などが進められていることを告発し、「戦争の準備は戦争のリスクを高める。憲法9条にそった平和外交の道を進もう」と呼びかけました。
後援会のAさん(65)もマイクを取り、「文教予算より軍事費を増やす政治に困っている。学費や消費税を引き下げるべきた」と述べました。

